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公開2か月で「YouTubeを見て来ました」が20組以上。理想のお客様を引き寄せたYouTube戦略|株式会社ヒラシマ(家具メーカー)

ヒラシマ YouTubeインタビュー
ご支援内容
ご支援期間
2025年10月〜継続中

成果

  • 公開2ヶ月で「YouTubeを見て来ました」が20組以上
  • YouTubeを見て、千葉から福岡のショールームへ新規顧客来店
  • 直販比率が2割から4割に増えた
  • 運用初期から再生回数が伸びた

福岡県柳川市の家具メーカー 株式会社ヒラシマ様は、「心地よい緊張感漂うミニマルな造形を、素材感たっぷりに」をコンセプトに、オリジナルデザインの家具を製造・販売する家具メーカーです。2025年10月から、CUEとともにYouTubeチャンネル運用をスタートしました。

ヒラシマ CUE YouTubeメディア戦略伴走支援

今回は、代表 平島 美奈子様、営業部チーフ 後藤 奈都子様に、CUEが携わったYouTube運用によってどのような効果や反響が生まれたのか、お話を伺いました。

「新しく知っていただく機会を、もっと作りたい」認知拡大という課題

HIRASHIMA

YouTube運用を始める前に抱えていた課題はどんなことでしたか?

平島さん 当時、一番の課題は「新しいお客様に、HIRASHIMAをどう知っていただくか」でした。

もともと関東からのお問い合わせが多かったこともあり、「実際に家具を見てみたい」というお客様のために、2024年9月に東京ショールームをオープンしました。

ただ、ご来店されるのは、もともとHIRASHIMAを知ってくださっている方や、既存のお客様が中心だったんです。

当時はInstagramや販売店さんを通じて知っていただくことがほとんどで、自分たちから発信できる手段は限られていました。

東京ショールームのオープン直後は新規のお客様も増えていましたが、そこから1年ほど経って落ち着いてきて、「新しく知っていただく機会を、もっと作っていきたい」ーーそれが、当時の課題でした。

ヒラシマ
HIRASHIMA柳川ショールーム

松見 認知・新規集客が課題だったということですね。その他に、何かありましたか?

後藤さん 当時は販売店経由の販売が約8割、直販が約2割という状況でした。

今後は直販を伸ばしていくために、自社で情報発信を行い、HIRASHIMAというブランドをもっと知っていただく必要があると考えていました。

平島さん ブランドの認知が広がれば、私たちだけでなく、長くお付き合いしてくださっている販売店さんにとっても、商品をご提案しやすくなると思っていたんです。

ブランドを知っていただくことは、お取引先にも良い影響がある。その期待も大きかったですね。だからこそ、そのための新しい発信方法を探していました。

松見 認知を広げることが、お客様だけでなく販売店さんにもプラスになる。そのための新しい発信方法を探されていたんですね。

YouTubeを始めたい。でも、どう進めればいいのか分からなかった

ヒラシマ CUE YouTubeインタビュー

YouTubeを始めようと思ったきっかけは、何だったんですか?

平島さん 社内でも以前から、「もっとHIRASHIMAを知ってもらうために、何かできないか」という話は、ずっと出ていました。

YouTubeも、その中で出てきた選択肢の一つでした。

ただ、「やった方がいい」という認識はみんな同じだったものの、「誰と、どうやって進めればいいのか」という具体的な答えは誰も持っていなかったんです。

私自身も「やりたい」という思いは強かったんですが、進め方が分からず、一緒に取り組んでくれるパートナーを何ヶ月もかけて探していました。

検索して4〜5社ほど候補を見つけて、その中で最初にご連絡したのがCUEさんでした。

ただ、住宅業界を中心にされていたので、「家具メーカーでもお願いできるのかな」という思いもありました。

それでも、「まずは話を聞いていただけたら」という気持ちで、半分ダメ元でご連絡したんです。

松見 たまたま私が柳川で撮影していたタイミングでホームページからご連絡いただいて、そのままお会いしましたよね。

平島さん あれは運命だと思いました(笑)。

ご連絡したその日にお会いできたので、「まずは話を聞いてみよう」と思ったんです。

実は、その時点では社内にはまだ相談していなくて(笑)。まず自分で話を聞いて、それから社内に提案しようと考えていました。

たまたま柳川にいて、このセブンから平島さんに電話した

初対面なのに、初対面じゃない。YouTubeが変えたお客様との距離

ヒラシマ YouTube撮影の様子
YouTube撮影の様子

YouTubeをはじめて、課題はどう解決しましたか?

平島さん 一番分かりやすかった変化は、来店されるお客様の質が大きく変わったことですね。

特に東京ショールームでは、動画を公開して間もない頃から、「YouTubeを見て来ました」とおっしゃるお客様が増えました。

接客していても、最初から親近感を持ってくださっていて、初めてお会いする感じがしないんです。

ヒラシマ
ヒラシマ 後藤さん

後藤さん 本当に、まるで何度か接客したあとに再来店されたような感覚です。

「あ、後藤さんですよね」と自然に声をかけてくださるので、「前にお会いしましたっけ?」と思うくらい。

お客様も、最初から安心した状態でご来店くださっているんだなと感じます。

YouTubeをご覧になって来店される方は、すでにHIRASHIMAの世界観に共感してくださっています。

だから、一つひとつの商品をご紹介しても、「いいですね」と共感してくださることが本当に多いんですよね。

そのため、ご提案もしやすいですし、結果としてご成約につながりやすくなりました。

以前と比べると、お客様の商品知識も明らかに高くなりました。「YouTubeを見ました」とおっしゃらない方でも、お話ししていると、事前に動画をご覧になっていることが分かる場面がよくあります。

さらに、社長や私が動画で商品の魅力をお伝えしているので、私たち以外のスタッフが接客しても、以前よりご成約につながりやすくなったと感じています。

松見 来店前からHIRASHIMAの価値を理解してくださっているからこそ、接客もしやすくなり、ご成約にもつながりやすくなっているということですね。

公開2か月で「YouTubeを見て来ました」が20組以上。スタート直後から成果を実感

ヒラシマ 平島社長

実際にYouTubeを始めて、来客数に変化はありましたか?

平島さん 初めの2〜3本を公開した頃は、特に大きな反響がありました。

2025年11月に初回の動画を公開して、その約2か月後の2026年1月には、「YouTubeを見て来ました」というお客様が20組以上いらっしゃいました。

東京ショールームはそれほど広くありませんが、一度に4〜5組のお客様が来店され、全員を接客できないこともあったくらいです。

現在も、週末には多い日で1日5組ほどの新規のお客様が来店されています。

松見 それは、すごい反響ですね!

今振り返ってみても、最初からかなり良いスタートでした。

1本目の動画は約6.5万回、2本目も約4.5万回再生されていて、その後も1万回を超える動画が続きました。

中でも「ソファダイニング」の動画は9万回を超えるなど、多くの方にご覧いただいています。

平島さん 最初に松見さんから、「YouTubeはすぐに結果が出るものではないから、とにかく続けることが大事ですよ」と何度も言っていただいていました。

私たちも、やるからには多くの方に見ていただきたいという思いで取り組んできたので、こうして結果につながったことは本当にうれしかったです。

企画や編集も含めて、CUEさんのおかげだと感じています。

そのせいで、私たちは少し贅沢病になっているんですよ(笑)。

最初の動画の反響がすごく良かったので、それが基準になってしまっていて。

だからこそ、「もっといいものを届けたい」「あの時以上の反応をいただきたい」という気持ちが、今の原動力になっています。

直販比率が2割から最大4割へ。利益面にも大きな変化

ヒラシマ YouTubeインタビュー

販売店経由と直販の比率には、どのような変化がありましたか?

平島さん 月によって波はありますが、YouTubeを始めてからは、販売店経由8割・直販2割だった構成が、7対3になった月もあり、直販が4割近くまで伸びることもありました。

直販の売上は確実に伸びています。

一方で、家具業界全体として販売店経由は厳しい状況が続いています。

そのため、全体の売上では販売店経由の落ち込みを直販がカバーしている段階ですが、直販は利益率が高いため、利益面ではYouTubeを始める前と比べて大きな変化を実感しています。

松見 YouTubeによって直販が伸び、売上構成だけでなく、利益面にも変化が表れているということですね。

問い合わせの質と、客単価の向上。動画が引き寄せた「本気のお客様」

ヒラシマ CUE YouTube撮影
YouTube撮影前の打合せの様子

YouTube運用を始めて、ポジティブな変化はありましたか?

後藤さん 一番驚いたのは、お客様との距離がここまで縮まるとは思っていなかったことです。

「YouTubeって、こんなにすごいんだ」と実感しました。

これまでもホームページやInstagramなどで情報発信はしてきましたが、お客様との関係性という意味では、動画の効果はまったく違うと感じています。

平島さん 加えて感じているのは、お客様からのご相談内容が変わったことです。

動画でお伝えしている内容を信頼してくださっているからこそ、ご自宅の図面や写真を持参してご来店くださる方も多くなっています。

以前は図面を持って来られる方はごく一部でしたが、今では体感として以前の何倍にも増えたと実感しています。

その分、ご提案の幅も広がり、客単価の向上にもつながっています。

また、サンプル請求など、購入を前向きに検討されているお客様からのお問い合わせも増えました。問い合わせ件数だけでなく、その質や成約率まで変わったことは、私たちにとって予想以上の成果でした。

松見 来店数が増えただけではなく、お客様との関わり方やご提案の内容まで変わってきたということですね。

販売店、そして社内へ。YouTubeが広げた好循環

販売店さんや社内で、何か変化はありましたか?

後藤さん 最近は、販売店の皆さんからも「YouTubeを見ています」という声をいただくことが増えました。

私たちが全国すべての販売店さんを回って、毎回勉強会を開くことは難しいのですが、YouTube動画が商品の魅力や考え方を伝える教科書のような役割を果たしてくれているので、とても助かっています。

松見 販売店向けの勉強会を、YouTubeが担ってくれているようなものですね。

見方を変えれば、これまで勉強会にかけていた時間やコストを、YouTubeが補ってくれているということですよね。

平島さん 本当にその通りだと思います。勉強会だけでなく、YouTubeを通じて日頃からコミュニケーションが取れている感覚があります。

販売店のスタッフさんも親近感を持ってお問い合わせくださいますし、動画で得た情報を、そのままお客様にも伝えてくださっていると感じています。

松見 商品を伝えるだけでなく、販売店さんとの関係づくりにも役立っているんですね。

ヒラシマ YouTube撮影

YouTubeを始めたことで、社内の変化は何かありましたか?

平島さん 70代の職人さんがいるんですが、「毎回楽しみに見てるよ。家族みんなで見てるよ」って言ってくれるんです。

普段は、お客様がどんな反応をしてくださっているのか、職人さんまで直接伝えられる機会はなかなかありません。

でも、YouTubeを通じてお客様の声や反応が届くようになったことで、「自分たちの仕事が喜ばれている」という実感につながり、仕事へのやりがいにもなっていると感じています。

ヒラシマ 後藤さん

後藤さん 社内でも反応は良かったですね。

以前から、「こんな発信ができたらいいよね」というアイデアはありましたが、それをどう形にすればいいのかまでは見えていませんでした。

CUEさんと一緒に取り組むことで、HIRASHIMAのブランドイメージを大切にしながら、これまでにない切り口で発信できるようになったことを、社内のメンバーもとても喜んでいます。

松見 私たちも、ブランドイメージを崩してまで、再生回数だけを追いかけるようなYouTubeにはしたくないと考えています。

HIRASHIMAさんらしい世界観や価値を大切にしながら、新しい伝え方に挑戦できたことを、私たちもうれしく思っています。

「伝わる喜び」が、次の挑戦への原動力に

ヒラシマ YouTubeインタビュー

YouTubeを始めて、メンタル面での変化はありましたか?

平島さん 一番大きいのは、仕事へのやりがいをより強く感じられるようになったことですね。

始める前は、どんな結果が出るのか分からず、不安しかありませんでした。

でも、どれだけ良い家具をつくっていても、自分たちから伝えなければ伝わらない時代です。だからこそ、YouTubeには「HIRASHIMAの価値を伝える大きな手段になってほしい」という期待がありました。

実際に始めてみると、お客様から「動画を見て来ました」「想像以上でした」「動画で見たとおりでした」と言っていただけることが本当に増えましたし、接客そのものを喜んでいただける機会も増えました。

私たちの想いやものづくりがきちんと伝わっていることを実感できるので、「もっと頑張ろう」と自然に思えるようになりましたね。

松見 お客様との関係性が変わると、接客する側の気持ちも変わりますよね。

今回のお話を伺っていて、成果だけではなく、お客様に価値が伝わること自体が、皆さんのやりがいにもつながっているんだと感じました。

家具メーカーから、「暮らし」を提案するブランドへ

これから、前向きに挑戦していきたいことはありますか?

平島さん CUEさんからご提案いただいたことをきっかけに、住宅メーカーさんとの取り組みも少しずつ積み重なってきました。

実際の住空間の中でHIRASHIMAの家具が使われる様子を見ることで、「暮らしを豊かにする」という私たちの価値を、より具体的にイメージできるようになったんです。

家具をつくるだけではなく、住空間や暮らし全体に関わるご提案ができるブランドでありたいという思いは、以前より一層強くなっています。

松見 家具をつくるメーカーから、住空間や暮らしそのものを提案するブランドへ。YouTubeをきっかけに、ブランドとして目指す姿も少しずつ広がってきましたね。

住宅メーカーさんとの取り組みについては、周囲からどんな反応がありますか?

平島さん お付き合いのある販売店さんの中にもYouTubeに取り組まれている会社さんがありますが、「すごく中身の濃い企画ですね」という声をいただくことがあります。

家具メーカーの動画は、どうしても自社商品の紹介が中心になりがちです。

でも、実際の住空間でどう見えるのか、その家具があることでどんな暮らしが生まれるのかまで具体的に伝えている家具メーカーは、まだ多くありません。

だからこそ、「分かりやすいですね」「こういった発信は貴重ですね」と評価していただけることが増えてきました。

松見 それは、うれしい反響ですね!

これからも、HIRASHIMAさんらしい世界観や暮らしの価値を、YouTubeを通して一緒に届けていければと思っています。

今では、なくてはならない集客メディアへ

YouTube運用をしていなかったら、今頃どういう状態だったと思いますか?

平島さん YouTubeを始めていなければ、HIRASHIMAを知っていただくきっかけは、今よりずっと少なかったと思います。

当然、いまほど来店数は伸びていなかったでしょうし、かなり厳しい状況になっていたと思います。

正直、想像すると少し怖いくらいですね。

松見 今では、「もしやっていなかったら」と考えるのが怖いくらい、YouTubeが欠かせない存在になっているんですね。

成果を左右するのは、「継続」と「伴走するパートナー」

株式会社CUE 松見達也

最後に、YouTube運用を今後スタートする企業の担当者へ、ひと言メッセージがあればお願いします。

平島さん まず必要なのは、一歩踏み出す勇気だと思います。

私たちもそうでしたが、始める前はやっぱり不安になります。

だからこそ、「やってみよう」と決める勇気が何より大切だと思います。

そして、もう一つ大切なのは、「誰と一緒に取り組むか」です。

後藤さん CUEさんは、少しスパルタに感じることもありますが(笑)

YouTube以外の日常業務もある中で、自分たちのペースだけで進めていたら、正直ここまで継続できなかったと思います。必要なことをしっかり伝えて、前へ前へと進めてくださるので、本当に助かっています。

ヒラシマ YouTube撮影の様子

松見 スパルタでしたか(笑)

でも、YouTubeは企画して、準備して、撮影して、編集して……と、想像以上にやることが多いんですよね。

だからこそ、継続できる仕組みや、一緒に走ってくれるパートナーの存在はとても大切だと思っています。

平島さん そうですね。だから、もっと深く考えて、時間をかければ、もっと質の高い動画になっていくんだろうなと思っています。

本気で向き合って、時間をかけた分だけ成果につながるということも、回数を重ねる中で実感しています。

今だからこそ、松見さんがおっしゃっていた「続けることが大事」という意味がよく分かります。

松見 YouTubeは、広告やチラシのように一度きりで終わるものではありません。動画は一本一本が資産となり、積み重ねるほど理想のお客様との出会いにつながっていきます。

私たちが目指しているのは、「数年後、理想のお客様でいっぱいになる自社メディア」を育てることです。

HIRASHIMAさんとも、これから一緒にその価値を育てていけたらと思っています。

本日はインタビューにお答えいただき、ありがとうございました!

このYouTubeインタビューの後、平島さんと後藤さんといっしょに、うなぎランチに行きました。

これからもヒラシマさんのビジネスに貢献できるYouTube運用を目指し、日々試行錯誤していきます。

弊社と一緒にYouTubeに取り組んでいるお客様の事例もたくさん掲載しております。そちらもあわせてご確認いただけますと幸いです。