センスオブリゾート株式会社様は、岐阜県に拠点を置き、「庭で過ごすすばらしさ」を多くの方に届けたいと考えられているガーデンデザインの会社です。2024年10月から、CUEとともにYouTubeチャンネル運用をスタートしました。
今回は、代表の 林 恵美子様 に、CUEが携わったYouTube運用によってどのような効果や反響が生まれたのか、お話を伺いました。

ご支援内容:YouTubeチャンネル運用支援
ご支援期間:2024年10月〜継続中
目次
- 問い合わせの約半分がミスマッチ。理想のお客様に届かない
- 問い合わせの2人に1人がYouTube経由に。ミスマッチが減り、成約率1.5倍へ
- 「理想のお庭は叶わない」と諦めていたお客様が、YouTubeで動き出した
- 「半径○km」の壁を突破。PR対象外のエリアからもお問合せが入る好循環へ
- 想像以上に早く成果を実感。価値が「ちゃんと伝わる」手応え
- OB様宅への訪問が、自分たちの仕事の価値を再定義した
- YouTubeが、前向きなエネルギーを生んでくれた
- 設計の全国展開へ。YouTubeが広げた次の可能性
- YouTubeをやらなかったら、今の集客はなかった
- YouTubeは、24時間365日休みなく「想い」を届ける“営業マン”
問い合わせの約半分がミスマッチ。理想のお客様に届かない
YouTubeを始める前に抱えていた課題は何でしたか?
林さん 一番の悩みは、数多くのエクステリア・外構工事を手がける会社がある中で、「私たちの理念や得意とするデザインを、本当に届けたいお客様に届けること」の難しさでした。
もちろん、Instagramやホームページのブログなど、できることはいろいろ試していました。ただ、実際にお客様とお話して初めて、「センスオブリゾートさんは、こういう会社なんですね」と理解していただくことが多くて。正直、すごく遠回りしている感覚があったんですよね。
松見 直接会ってお話しするまで、センスオブリゾートさんの強みや大切にしていることが、お客様に伝わりきっていなかったということですね。
林さん そうなんです。どうすれば、私たちの想いやデザインを、もっとダイレクトに届けたい方に届けられるのか、ずっと模索していました。
私たちは、女性目線での提案や、「庭で過ごすすばらしさ」を大切にした庭づくりを、強みとしています。
だからこそ、そういう庭を求めている方に出会い、きちんと届けたい、という気持ちが強かったんですが、写真中心のSNSやテキストのブログだけでは、どうしても伝えきれない。そこが課題でした。
松見 当時、お問い合わせの「数」自体はいかがでしたか?
林さん 広告を運用したり、Instagramを強化すれば、お問い合わせの数自体はある程度増えていました。ただ、数が増えたからといって、私たちが出会いたい「理想のお客様」が比例して増えるわけではありませんでした。
感覚的には、お問い合わせの半分くらいは、私たちが本来届けたい価値と、お客様が求めているものに、少しズレがある状態だったんです。
だからこそ、「理想のお客様」にダイレクトに届ける方法を、ずっと探していました。
松見 その課題があったからこそ、立ち上げの最初の1ヶ月は、戦略設計と「理想のお客様」を言語化するところに、しっかり時間を使いましたよね。
問い合わせの2人に1人がYouTube経由に。ミスマッチが減り、成約率1.5倍へ
YouTubeをはじめて、課題はどう解決しましたか?
林さん もう、それはすごく変わったと思います。
一番大きな変化は、「YouTubeを見て来ました」という方が明らかに増えたことですね。相談に来ていただく“きっかけ”が、はっきりとYouTubeになりました。
今は、お問い合わせの2人に1人がYouTube経由です。
松見 YouTubeが、集客の「入口」としてしっかり機能している状態、良い変化ですね!
お問い合わせの質については、何か変化はありましたか?
林さん かなりありますね。
事前に動画を見てくださっているので、「庭でどう過ごしたいか」「どんな庭をつくりたいか」といった具体的なイメージを持った状態で来てくださる方が、明らかに増えました。
その結果、成約率はYouTube開始前の3〜4割から、現在は約5割と、1.5倍近く伸びています。
松見 YouTubeを通じて、あらかじめ価値観がすり合った状態で来てくださる。その結果、ミスマッチが減って、成約率も伸びている、ということですね。
「理想のお庭は叶わない」と諦めていたお客様が、YouTubeで動き出した
林さん YouTubeを始めてから、「理想のお庭をつくりたいと思っていたけれど、もう無理だと諦めていました」というお声を、何度もいただくようになりました。
たとえば、滋賀県のお客様は、とても広い土地を購入されて、「アウトドアリビングをつくりたい」という明確なイメージをお持ちだったのですが、なかなかその想いを汲み取ってくれる会社に出会えなかったそうです。
「こういうものなんだろうな」「自分たちの理想は叶わないのかもしれない」そう思っていたときに、たまたま私たちのYouTubeをご覧になり、「距離はあるけれど、ぜひお願いしたい」と足を運んでくださいました。
YouTubeがなければ、間違いなく出会えなかったお客様ですね。
実は、こうしたケースは一件だけではありません。
三重県のお客様もYouTubeがきっかけで契約に進みましたし、愛知県の東部にお住まいで、「広い土地をどう活かせばいいのか分からない」と悩まれていた方からも、YouTubeを見てお問い合わせをいただいています。
まだプレゼン段階の案件もありますが、いずれのお客様も「YouTubeを見ていなければ、そもそも問い合わせていなかった」とおっしゃっています。
実際に暮らしている方の声や、完成後の様子を動画で見ていただくことで、「こんな暮らしができるんだ」「自分たちも、こういう庭で過ごしたい」と、具体的にイメージできるようになる。そこがYouTubeの一番の説得力なんじゃないかと感じています。
「ここなら、なんとかしてくれるんじゃないか」
そう思っていただけるきっかけになっているのは、すごく大きいですね。
また、設計のみで関わらせていただくケースも増えています。
工事は地元の外構会社さんが担当し、私たちは設計のみを担当する、という形でお話が進んでいます。
YouTubeを通じて考え方やデザインを理解していただいたうえで、「設計はセンスオブリゾートにお願いしたい」と選んでいただけるのは、とても嬉しいですね。
松見 本来なら出会えなかったはずのご縁を、YouTubeがつないでいる。そんなお話を伺えて、とても嬉しいです。
「半径○km」の壁を突破。PR対象外のエリアからもお問合せが入る好循環へ
YouTube運用を始めて、集客面でよかったことはありますか?
林さん 以前は、事務所を起点にした距離感で施工エリアを決めていて、「半径◯km圏内」といった、シンプルなエリア設定で集客していました。
ですが、YouTubeを始めてからは、これまで全くPRしていなかったエリアのお客様からもお問い合わせをいただくようになりました。
距離は少しあるものの、施工自体は可能な地域の方からも、お問い合わせをいただくようになったんです。
今まで接点のなかったエリアから声がかかるようになり、集客の可能性が広がったという意味でも、とても良い変化だと感じています。
松見 YouTubeを通じて、これまで距離の制約で出会えていなかったお客様にも、センスオブリゾートさんの価値が届くようになった、ということですね。
想像以上に早く成果を実感。価値が「ちゃんと伝わる」手応え
YouTube運用を始めて、ポジティブな変化はありましたか?
林さん まず一番大きかったのは、「こんなに早く効果が出るとは正直思っていなかった」という驚きですね。
始める前は、松見さんとも「YouTubeは時間がかかるものだから、焦らずいきましょう」という前提で話していましたし、私自身もそのつもりでいました。
それが、思っていた以上に早く効果を実感できた、というのがまず一つ目の大きな変化です。
松見 実際、1本目の動画が公開4ヶ月で2万回再生と、想定より早い段階で反応が出ましたよね。
2025年9月に公開したガーデンツアー動画は、5万回再生を超えていて、今も成果が積み上がってきている印象です。
林さん そしてもう一つ、想像以上に大きかったのが、「自分たちの庭づくりは、ちゃんと届けられるんだ」と実感できたことです。
正直なところ、「うちの庭づくりは、なかなか伝わらないものなんじゃないか」と思っていた部分もありました。
でも、動画にすることで、「あ、ちゃんと伝わるんだな」と感じられたのは、とても大きな変化でした。
松見 想いや細かなこだわりは、文章や写真だけでは伝えきれないことが多いですよね。空間を扱う仕事ほど、なおさらだと感じます。
OB様宅への訪問が、自分たちの仕事の価値を再定義した
YouTube運用を始めたことで、社内の変化はありましたか?
林さん もう一つ予想外だったのは、YouTubeの撮影を通して、自分が設計したお庭を客観的に見つめ直す時間が生まれたことです。
撮影では、5〜6年前に施工させていただいたOB様(お施主様)のお宅に伺い、実際のお声を聞く機会をつくっています。
そこで「この庭は、ここまで喜んでいただけているんだ」と、完成度や満足度をより強く実感できるようになりました。
それは私だけでなく、一緒に同行しているスタッフにとっても同じで、自分たちの仕事のやりがいや意味を再確認する機会になっています。
また、聞き手の役割を担っているスタッフも、その役割があることで、細部までデザインを見つめ直すようになり、デザイナーとしての視点が磨かれていると感じます。
社員のやりがいや成長という意味でも、私自身にとっても、とても良い変化でした。
松見 社員さんのやりがいや、育成の機会にもなっているんですね。
林さん はい。まさにそうです。
実際にその場に行き、お客様の声を自分の耳で聞き、目で見る。
その体験を通じて、「私たちの仕事の本質は、ここにあるんだよね」とチーム全員で改めて共有できるようになりました。経営者としても、本当に嬉しい変化でした。
さらに嬉しいことに、OBの方々も、YouTubeを楽しみに見てくださっていて。
先日も「いつもYouTube見てるよ。林さん忙しそうだから」と、事務所に差し入れを持って立ち寄ってくださった方がいました。
YouTubeをはじめたことで、昔のお客様とも、つながりが深まっている感覚があります。
松見 それは本当に素敵なお話ですね。林さんやセンスオブリゾートさんが、これまでお客様を大切にされてきたからこそ、YouTubeを通じて、その関係性が続いているんだなと感じます。
YouTubeが、前向きなエネルギーを生んでくれた
YouTubeを始めて、メンタル面での変化はありましたか?
林さん やっぱり、テンションは上がりますね。反応があるというのは、すごく大きいです。
Instagramなどは、「これで合っているのかな?」と手探りで続けている感覚がありました。でも、YouTubeは、収録して、編集して、公開すると、明確に反応が返ってくる。
だから、同じ「発信」でも、前向きな気持ちで取り組めるんですよね。
やれば反応があると分かっているから、「次もやろう」「もっと良くしよう」と思える。すごく前向きに取り組めています。
松見 反応が見えることで、「やってよかった」「次につながっている」という実感が持てますよね。
設計の全国展開へ。YouTubeが広げた次の可能性
これから前向きに挑戦していきたいことはありますか?
林さん YouTubeを通じて、私たちの庭づくりや考え方を知ってもらえるようになってきたことで、「設計であれば、エリアを問わず、全国からお引き受けできる」という新しい可能性が、現実的な選択肢として見えるようになってきました。
今は、そのための体制づくりを急いで進めているところです。近い将来には、設計だけで全国のご相談を受けられる形を実現したいと考えています。
実際、YouTubeをきっかけにしたお問い合わせも増えています。
先日も、名古屋にお住まいの方から「いつもYouTubeを見ています」とお電話をいただきました。
「土地が広いので、今ある小屋を壊してきれいにしたい。年明けに一度、相談に行きますね」という、最初から「伺う前提」でのお話だったのが印象的でした。
松見 これまでは岐阜や舞鶴を中心とした展開でしたが、設計については全国展開できる。そんな新しい挑戦の道筋が、はっきり見えてきていますね。そういうお話を聞けて、私もとても嬉しいです!
YouTubeをやらなかったら、今の集客はなかった
YouTube運用をしていなかったら、今頃どういう状態だったと思いますか?
林さん どうなってたんだろう…集客をどうしてたんだろう…って思うと、正直ちょっと怖いですね。
まだエクステリア業界で、YouTubeでガーデンツアーの発信している会社って、今はそこまで多くありません。
だからこそ、本当にいいタイミングで始められたなと思っていますし、いいタイミングでCUEさんにお世話になれたと感じています。
今振り返ってみても、本当に、やってよかったですね。
松見 そう言っていただけるのは、本当に嬉しいです。
私自身も、YouTubeは外構・ガーデン会社さんや住宅会社さんと、特に相性がいい媒体だと思っています。
スタートは早いに越したことはないので、センスオブリゾートさんは、本当にいいタイミングでアクセルを踏み込みましたよね。
YouTubeは、24時間365日休みなく「想い」を届ける“営業マン”
最後に、YouTube運用を今後スタートする企業の担当者へ、ひと言メッセージがあればお願いします。
林さん 松見さんが以前おっしゃっていた「YouTubeは、24時間365日働いてくれる優秀な営業マンですよ」という言葉があるんですが、今は本当に、その通りだと実感しています。
私たちが大切にしている考え方や、庭づくりへの想いを、こちらが動いていない時間も、ずっと発信し続けてくれる。それがYouTubeなんですよね。
私たちがそうだったように、もし今、「自社の強みがうまく伝わらない」と悩んでいるなら、YouTubeは本当に大きな可能性があると思います。
CUEさんは、こちらのやりたいことをしっかり汲み取ったうえで、戦略として形にしてくれる、本当にプロなので、安心してお任せできます。
松見 林社長、本日はインタビューにお答えいただき、ありがとうございました!
センスオブリゾート様のYouTubeチャンネル:SENSE OF RESORT (センスオブリゾート)